鴉の塒 -カラスのねぐら

男を愛する男達の愛と孤独と哀しみ、そして新しい家族のカタチを描いた大長編ストーリー!「少しずつ、家族になろう」天涯孤独の男が、転がり込んだ山の麓の家。そこは、心も体も逞しい野郎達の隠れ家だった。常に褌一丁か真っ裸で過ごす、不思議でスケベな共同生活が始まる。しかし、様々なトラブルや哀しい苦難が立ちはだかり…。G-menでの好評連載作品が待望の電子書籍化!G-menでの好評連載全十話の発表後、70ページ完全描き下ろしにて制作された最終話と、スピンオフ的な作品として『鴉の塒』連載前に描かれた読切作品『龍と竜(たつとりゅう)』、そして作者のあとがきページを合わせて、分冊版として配信!※こちらはコミックス『鴉の塒』を2話分ずつに分けて収載した’分冊版’です。最終話とスピンオフ作品を合わせてセットで配信!◎鴉の塒 最終話オヤジの四十九日が終わり、新たに社長となった番頭がスーツ姿で駆け回り、男達は酒を呑み笑い合う日々を取り戻した。将造は番頭に抱かれながら、本当の家族になれた喜びを噛み締めるのだった。ある日、将造は倉庫で、自分がこの家に運び込まれた日、暴漢達に盗まれたはずのカバンを見つける。その理由を番頭に問いつめ、将造は静止を振り切って家を出てしまう。将造はかつて、自分が母親から捨てられ、預けられていた養護施設の前に立っていた。施設はすでに閉鎖されていたが、そこで母親らしき中年女性と連れ添う男と出会う。女性はかつて、子供と離ればなれになり、障害を負ってしまったと男は告げる。明らかになる将造の母親の過去、そして真実。将造が向かうべき道は何処なのか…。◎龍と竜(たつとりゅう)『鴉の塒』のサブキャラクター・龍夫の過去を描いた、サイドストーリー。龍夫の上半身に刻まれた雄々しい二匹の龍の刺青。現場での仕事中、後輩からその刺青の理由を尋ねられ、龍夫はその過去を語り始める。若い頃、キャバクラの用心棒で荒くれ者だった龍夫は、真面目な税理士の竜二と付き合っていた。正反対ながらも互いに求め合い、不離一体の二人であったのだが…。※雑誌掲載時と、同一の性器や局部の修正方法および範囲です。

タイトル 鴉の塒 -カラスのねぐら
収録内容 92ページ
作者 ヒコ 廣岡仁
出版社 メディレクト/古川書房
シリーズ 鴉の塒 -カラスのねぐら
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発売日 2022年08月13日

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